赤ちゃんが生まれると、家族が増えた喜びでいっぱいになる一方、退院後は赤ちゃんのお世話をしながらさまざまな手続きが必要になります。
「出生届はいつまで?」「児童手当はいつ申請する?」「健康保険はどうする?」「子どもの医療費助成も必要?」など、何から始めればいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、宮崎市で赤ちゃんが生まれた後に確認したい手続きや制度を、期限・タイミングが分かるように整理しました。
まずはこの6つを確認
| 手続き・制度 | 期限・タイミング |
|---|---|
| 出生届 | 出生の日を含め14日以内 |
| 健康保険 | 出生後、できるだけ早めに |
| 児童手当 | 出生翌日から15日以内を意識 |
| 子ども医療費助成 | 健康保険の資格情報を確認後、早めに |
| 1か月児健診 | 生後28~41日 |
| 予防接種 | 生後2か月頃から |
特に「出生届14日以内」「児童手当15日以内」は期限があるため、出産前から確認しておくと安心です。
宮崎市で赤ちゃんが生まれたら、まず何をする?
出産後に確認したい主な手続きは次のとおりです。
- 出生届を提出する
- 赤ちゃんの健康保険について手続きする
- 児童手当を申請する
- 子ども医療費助成を申請する
- 赤ちゃんの健康・育児に関する訪問や相談を確認する
- 乳幼児健診の予定を確認する
- 予防接種のスケジュールを確認する
このほか、家庭の状況によって出産育児一時金や未熟児養育医療などの手続きが必要になる場合があります。
① 出生届を提出する
赤ちゃんが生まれたら、まず必要になるのが出生届です。
出生届はいつまで?
宮崎市では、出生の日を含めて14日以内に出生届を提出します。
14日目が土日・祝日などの役所の休日にあたる場合は、その次の開庁日が期限です。
期限を過ぎてしまった場合でも出生届の提出自体は必要なので、速やかに提出しましょう。
出生届に必要なもの
- 出生届・出生証明書
- 親子健康手帳
出生証明書は、出産に立ち会った医師や助産師が記入したものを病院などから受け取ります。
出生届はどこに出す?
出生届は、出生地、子どもの本籍地、届出人の所在地などの戸籍担当窓口に提出できます。
宮崎市に提出する場合は、本庁のほか各総合支所、各出張所、各地域センターなどで受け付けています。
また、開庁時間外や休日でも出生届を預けることができます。
ただし、夜間・休日の窓口では、親子健康手帳への出生届済証明や、児童手当・子ども医療費助成などの手続きは受け付けていません。
出生届はオンラインでも提出できる
宮崎市では、2025年5月1日からマイナポータルを利用した出生届のオンライン提出が始まっています。
ただし、誰でも利用できるわけではありません。
例えば、届出人が父または母であること、届出人がマイナンバーカードを持っていること、父母双方が日本国籍であること、子どもの出生地が日本国内であること、届出人の本籍地が宮崎市であることなどの条件があります。
条件を満たしている場合は、スマートフォンなどから出生届を提出できます。
なお、出生届をオンラインで提出しても、児童手当や子ども医療費助成などの手続きは別途必要です。
② 赤ちゃんの健康保険の手続きをする
赤ちゃんが生まれたら、健康保険への加入についても確認しましょう。
勤務先の健康保険に加入する場合
会社員などで勤務先の健康保険に加入している場合は、勤務先へ赤ちゃんの健康保険加入について確認します。
国民健康保険の場合
国民健康保険に加入する場合は、市区町村で手続きを行います。
加入する健康保険によって手続き方法が異なるため、出産前から勤務先や加入している健康保険へ確認しておくと安心です。
また、赤ちゃんの健康保険の資格情報は、後述する子ども医療費助成の申請にも必要になります。
③ 児童手当を申請する
赤ちゃんが生まれたら、児童手当の申請も忘れないようにしましょう。
宮崎市では、子どもを養育する人が住んでいる市区町村へ申請します。公務員の場合は、原則として勤務先への申請です。
児童手当は出生翌日から15日以内を意識
ここは特に重要です。
初めて子どもが生まれた場合は、出生した日の翌日から15日以内に申請してください。
児童手当は、原則として申請した月の翌月分から支給されます。
ただし、出生などの事由が月末に近い場合、出生した日の翌日から15日以内に申請すれば、申請月が翌月になっても出生月の翌月分から支給されます。
申請が遅れると、遅れた月分の手当を受けられなくなる場合があります。
第2子・第3子が生まれた場合も手続きが必要
すでに児童手当を受給している家庭で第2子以降が生まれた場合も、手続きがあります。
宮崎市では、出生などによって養育する子どもが増えた場合、事由が発生した日の翌日から15日以内に額改定の手続きをするよう案内しています。
つまり、第2子・第3子の場合は、新しく生まれた子どもの分だけでなく、現在受給している児童手当の額改定についても確認しましょう。
④ 子ども医療費助成を申請する
赤ちゃんが生まれたら、子ども医療費助成についても確認しましょう。
現在の宮崎市では、0歳から中学3年生までの子どもを対象に、健康保険が適用される医療費の自己負担額などを助成しています。
助成を受けるためには、子ども医療費受給資格証の交付申請が必要です。
2027年4月から高校生年代まで対象が拡大
宮崎市では、2027年4月1日から子ども医療費助成制度が改正され、高校生年代まで対象年齢が拡大します。
ただし、「高校生年代まで対象になる=高校生も現在と同じく無料」という意味ではありません。
2027年4月からは小学生以上について日額の自己負担が導入され、1医療機関等につき月額2,000円の上限額が設定される予定です。
詳しい変更内容は、こちらの記事で整理しています。
申請には赤ちゃんの健康保険情報が必要
子ども医療費助成の申請では、赤ちゃんが加入している健康保険の資格情報を確認できるものを用意します。
出生後は、
出生 → 健康保険の加入 → 子ども医療費助成の申請
という流れで考えると分かりやすいです。
オンライン申請もできる
宮崎市では、マイナンバーカードを利用して、マイナポータルの「ぴったりサービス」から子ども医療費助成の申請ができます。
窓口や郵送による申請も可能です。
⑤ 「こんにちは赤ちゃん事業」も確認
出産後は、行政手続きだけでなく、赤ちゃんの健康や育児について相談できるサービスも知っておくと安心です。
宮崎市では「こんにちは赤ちゃん事業(乳児家庭全戸訪問事業)」を実施しています。
対象は生後4か月頃までの赤ちゃんがいる家庭です。
看護師などが家庭を訪問し、健康や育児についての不安・悩みを相談したり、子育て支援に関する情報を受けたりできます。
出生届などをもとに訪問するため、基本的に申し込みは必要ありません。
産後の休息や授乳・育児相談など、もう少し具体的な支援が必要な場合は、宮崎市の産後ケアも確認しておきましょう。
⑥ 乳幼児健診の予定を確認する
赤ちゃんが生まれたら、健診の予定も確認しておきましょう。
1か月児健診は2026年4月から助成開始
宮崎市では、2026年4月1日から1か月児健康診査の費用助成が始まりました。
対象は、宮崎市に住民登録がある、生後27日を超えて6週未満の赤ちゃんです。
生まれた日を0日目とすると、生後28日から41日までが対象です。
親子健康手帳と同時に交付される「つぐみセット」に入っている1か月児健康診査受診票を使って、宮崎県内の対象医療機関を受診します。
里帰り出産などで宮崎県外の医療機関を受診した場合は、申請によって自己負担額の一部または全額が払い戻されます。
その後の健診
- 3~4か月児健診
- 7~8か月児健診
- 1歳児健診
などがあります。
受診時期が近づいたら、親子健康手帳や宮崎市からの案内を確認しましょう。
⑦ 予防接種は生後2か月頃から
宮崎市では、定期予防接種のスケジュールが生後2か月頃から始まります。
例えば、ロタウイルス、B型肝炎、5種混合、小児の肺炎球菌などがあります。
ワクチンによって対象年齢、接種回数、接種間隔が異なるため、宮崎市の予防接種予定表を確認しておきましょう。
対象年齢や接種間隔などの条件を満たす定期予防接種は、宮崎県内で受ける場合、無料で接種できます。
接種する医療機関は事前予約が必要な場合があるため、早めにかかりつけの小児科を決めておくと安心です。
⑧ 国民健康保険なら「出産育児一時金」も確認
国民健康保険に加入している方が出産した場合は、出産育児一時金についても確認しましょう。
宮崎市国民健康保険では、原則として出生児1人につき50万円が支給されます。
産科医療補償制度に加入していない医療機関での出産など、条件によっては48万8,000円となります。
また、原則として医療機関へ直接支払う「直接支払制度」を利用できます。
会社員などで勤務先の健康保険に加入している場合は、加入している健康保険へ確認しましょう。
⑨ 低出生体重児などの場合は「未熟児養育医療」も確認
赤ちゃんが小さく生まれ、入院して治療が必要になった場合には、未熟児養育医療の対象になることがあります。
宮崎市では、身体の発育が未熟なまま生まれ、入院治療が必要な満1歳未満の乳児を対象に、指定養育医療機関での入院治療にかかる医療費を公費で負担する制度があります。
対象となる症状の一つとして、出生時体重が2,000g以下であることなどが定められています。
すべての赤ちゃんが対象になる制度ではないため、医療機関から案内があった場合は宮崎市へ確認しましょう。
赤ちゃんが生まれたら「いつまでに何をする?」
| タイミング | 確認すること |
|---|---|
| 出生直後 | 出生届・健康保険・児童手当・医療費助成の準備 |
| 出生の日を含め14日以内 | 出生届 |
| 出生翌日から15日以内 | 児童手当・第2子以降の額改定 |
| 健康保険の資格情報を確認できたら | 子ども医療費助成 |
| 生後28~41日 | 1か月児健診 |
| 生後2か月頃から | 予防接種 |
産後に全部覚えておく必要はありません。
この記事をブックマークして、赤ちゃんが生まれたら上から順番に確認していくのがおすすめです。
出産前に「誰が手続きをするか」を決めておくと楽
赤ちゃんが生まれた直後は、赤ちゃんのお世話で時間が取られます。
そのため、妊娠中のうちに「誰が何をするか」を決めておくと安心です。
- 出生届 → 父親など、提出する人を決めておく
- 児童手当 → 申請する人を決めておく
- 健康保険 → 勤務先や加入先へ確認
- 子ども医療費助成 → 必要書類を確認
我が家も、出産後に調べるより、出産前に手続きを確認しておけばよかったと感じました。
特に「出生届→健康保険→児童手当→子ども医療費助成」という流れを知っているだけでも、産後の負担を減らせます。
まとめ|宮崎市で赤ちゃんが生まれたら、まず期限のある手続きから
宮崎市で赤ちゃんが生まれたら、すべての制度を一度に覚える必要はありません。
まずは期限のある手続きから確認しましょう。
- 出生届は出生の日を含め14日以内
- 児童手当は出生翌日から15日以内を意識
- 第2子・第3子は児童手当の額改定も確認
- 健康保険の手続き後に子ども医療費助成を申請
- 1か月児健診は2026年4月から助成開始
- 予防接種は生後2か月頃から
また、宮崎市の子ども医療費助成は2027年4月から高校生年代まで対象が拡大します。
宮崎市の子ども医療費助成|2027年4月の変更点も詳しく見る
仕事に復帰する予定がある場合は、保育園の申し込み時期も早めに確認しておきましょう。
また、出産後に利用できる一時預かりや病児保育なども、必要になってから探すより早めに知っておくと安心です。
制度や申請期限、必要書類などは変更される場合があります。実際に手続きをするときは、必ず最新の宮崎市公式情報を確認してください。
公式情報を確認する
出生届や児童手当、子ども医療費助成などは、制度改正や受付方法の変更があり得ます。手続きをする直前に、宮崎市の最新情報を確認しましょう。
赤ちゃんが生まれた後に使える制度をまとめて確認
出生後の手続きだけでなく、児童手当、子ども医療費助成、保育園など、これから必要になる子育て支援も確認しておくと安心です。
手続きと一緒に、退院後の準備も確認
「何を買っておけばいい?」という方は、我が家が実際に使ったものと買わなくてもよかったものを出産準備で買ってよかったもの7選にまとめています。


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