夫の育休は何日取る?14日・28日・1か月・3か月を比較

👶 宮崎の子育て

第二子の妊娠が分かり、夫である自分も育休を取ろうと考えています。

これまでの記事では、男性・女性の育休制度について調べたり、育休を取った場合に家計がどう変わるのかを計算したりしました。

→ 第二子の出産を前に、夫婦の育休制度と給付金を調べた記事はこちら

そこで、次に出てきた疑問があります。

「結局、夫は何日くらい育休を取るのがいいんだろう?」

14日なのか、28日なのか。

それとも1か月、3か月と長く取ったほうがいいのか。

制度を調べるだけでは、この答えは出てきません。

育休は長ければ長いほど良いとも限りませんし、短いから意味がないというものでもありません。

そこで今回は、14日・28日・1か月・3か月で、実際の家庭生活がどう変わりそうなのかを比較してみます。

そして最後に、第二子を迎える我が家ならどのくらいの期間を選ぶのか、現時点での考えをまとめます。

この記事で考えること

  • 夫の育休は何日取ると現実的なのか
  • 14日・28日・1か月・3か月で家庭生活はどう変わるのか
  • 第二子の場合、上の子の存在をどう考えるか
  • 短期間の育休と長期間の育休、それぞれの特徴
  • 我が家なら何日を第一候補にするのか

この記事の結論

夫の育休は、単純に「長いほどいい」「短いと意味がない」と決めるものではありません。出産直後の家事・育児をどこまで夫婦で担いたいか、仕事に戻る時期をどう考えるかから期間を決めると考えやすくなります。

  • 14日=出産直後を集中して支える
  • 28日・1か月=生活の立ち上げまで一緒に担う
  • 3か月=より長く家庭の変化に対応する

夫の育休は「何日取れるか」より「何日必要か」で考えたい

男性の育休について調べていると、どうしても制度上の取得可能期間が気になります。

もちろん制度を知ることは大切です。

ただ、今回あらためて考えてみて思ったのは、最初に考えるべきなのは「何日取れるか」ではなく「家庭に何日必要なのか」ではないかということでした。

仕事の都合だけを考えれば「できるだけ短く」と考えるかもしれません。

反対に、家庭のことだけを考えれば「できるだけ長く」と考えるかもしれません。

実際には、その間にある期間の中から、夫婦にとってちょうどいいところを探すことになります。

そこで今回は、分かりやすく4つの期間で比較してみます。

14日・28日・1か月・3か月を比較

期間 向いていそうな考え方 特徴
14日 出産直後を重点的に支えたい 短期間で集中して家事・育児を担当
28日 産後の生活を一緒に立ち上げたい 出産直後から約1か月を夫婦で過ごせる
1か月 生活リズムが見えるところまで関わりたい 家事・育児の分担を調整する時間を取りやすい
3か月 育児への関わりを長期間確保したい 仕事・家計との調整がより重要になる

14日なら「出産直後を一緒に乗り切る」

14日間の育休なら、まず考えられるのは出産直後のサポートに集中する方法です。

出産後は、赤ちゃんのお世話だけでなく、家事や上の子の対応など、家庭全体の負担が大きく変わります。

夫が仕事を休んでいれば、その期間だけでも家事・育児を分担できます。

  • 食事の準備
  • 買い物
  • 洗濯
  • 掃除
  • 上の子の送迎
  • 上の子との遊び
  • 赤ちゃんのお世話

特に第二子の場合、夫が上の子を担当できるだけでも、妻が赤ちゃんのお世話に集中しやすくなります。

14日という期間は長期育休とは言えませんが、「一番大変になりやすい時期を夫婦で乗り切る」という考え方なら、十分意味のある期間だと思います。

28日なら「産後1か月を一緒に経験できる」

次に考えたいのが28日です。

個人的には、今回調べる中で一つの有力候補になりました。

理由は、単純に「28日休めるから」ではありません。

出産直後だけではなく、その後の生活が少しずつ見えてくるところまで一緒に経験できるからです。

最初の数日と、3週間後では家庭の状況が違うかもしれません。

赤ちゃんのお世話にも少しずつ慣れていきます。

上の子の生活も続きます。

その中で、夫婦で家事や育児の分担を調整できます。

  • 夫が上の子を担当する
  • 妻が赤ちゃんのお世話をしている間に家事をする
  • 夫も赤ちゃんのお世話を覚える
  • 夜間の役割分担を試してみる
  • 夫婦それぞれが休める時間を作る

「妻を手伝う期間」ではなく、夫自身が家庭の一員として育児を担当する期間と考えると、28日間の意味は大きくなると思います。

ちなみに「28日」は男性の育休全体の上限ではない

ここは少し分かりにくかったので、今回の記事では明確にしておきます。

男性が利用できる産後パパ育休(出生時育児休業)は、子どもの出生後8週間以内に通算28日まで取得できます。2回に分けて取得することも可能です。

厚生労働省「産後パパ育休」

ただし、これは男性の育休全体が28日までという意味ではありません。

産後パパ育休とは別に、通常の育児休業があります。

そのため、制度上の「28日」と、今回比較している「夫が家庭のために仕事を休む期間」は分けて考える必要があります。

この記事では、読者がイメージしやすいように、夫が育児のために仕事を休む全体の期間として14日・28日・1か月・3か月を比較しています。

1か月なら「生活を作るところ」まで関われる

1か月になると、出産直後のサポートだけでなく、少し先の生活まで見えてきます。

最初の1週間は、とにかく目の前のことをこなすだけになるかもしれません。

2週間、3週間と過ごしていくうちに、

  • 赤ちゃんが寝る時間
  • 授乳やミルクのタイミング
  • 上の子の生活リズム
  • 家事にかかる時間
  • 夫婦それぞれの疲れ方

などが少しずつ分かってくる可能性があります。

そこで、夫婦で生活を調整できます。

1か月の育休は、「出産直後を乗り切る」から「新しい家族4人の生活を作る」ところまで関われる期間として考えられます。

3か月なら「育児を生活の一部にする」

3か月になると、かなり長い期間です。

この場合は、出産直後のサポートというより、夫自身が育児を生活の中心に置く期間という考え方になります。

メリットとして考えられるのは、

  • 赤ちゃんのお世話を継続的に経験できる
  • 上の子との時間を確保できる
  • 家事を夫婦で分担する習慣を作りやすい
  • 妻の負担を長期間減らせる
  • 育児の大変さを夫婦で共有しやすい

一方で、期間が長くなるほど、仕事や家計との調整も大きくなります。

そのため、3か月は「長いからおすすめ」というより、家庭が長期育休を必要としているかを考える期間だと思います。

第二子の場合は「赤ちゃん」だけを見ない

今回、自分が第二子の育休について考えていて特に気になったのが、上の子の存在です。

第一子のときと違い、赤ちゃんが生まれた後も、これまで通り上の子の生活があります。

保育園に行くなら送迎が必要です。

食事も必要です。

お風呂もあります。

遊びたい気持ちもあります。

赤ちゃんが生まれたからといって、上の子の生活が止まるわけではありません。

そこで夫が育休を取るなら、赤ちゃんの世話だけではなく、上の子を担当する役割もかなり重要になると思います。

むしろ、妻が赤ちゃんのお世話をしている間に、夫が上の子の生活を支えるという分担は、第二子の家庭だからこそできる大きなサポートです。

育休の長さより「夫が何を担当するか」を決める

ここまで考えて、育休について一つ気づいたことがあります。

育休の日数だけを決めても、家庭の負担が自動的に減るわけではないということです。

例えば夫が28日休んだとしても、妻が家事や育児を中心にやっているのであれば、育休の効果は小さくなります。

反対に14日でも、夫が家事や上の子の対応を主体的に担当すれば、妻の負担を大きく減らせるかもしれません。

だから、育休を取得する前に、日数だけではなく役割まで考えておきたいと思っています。

夫が担当する家事

  • 食事の準備
  • 洗濯
  • 買い物
  • 掃除

夫が担当する育児

  • 上の子の送迎
  • 上の子との遊び
  • お風呂
  • 寝かしつけ
  • 赤ちゃんのお世話

こうして考えてみると、育休は「仕事を休む制度」というだけではなく、家庭の役割を一度組み直す時間としても使えるのだと思います。

給付金については前の記事で詳しく計算しました

育休期間を考えるとき、もちろん家計も無視できません。

ただ、ここでは前の記事と同じ内容を繰り返しません。

前の記事では、育休を取得した場合に給付金によって家計が実際にどのくらい変わるのかを計算しています。

「育休を取りたいけれど、収入がどのくらい変わるのか不安」という場合は、そちらを先に読むと、今回の「何日取るか」という判断もしやすくなります。

→ 育休を取ったら給料はいくら減る?給付金を含めた家計への影響を計算した記事を見る

育休の制度そのものや、第二子を迎える夫婦の育休について先に整理したい場合はこちらも参考にしてください。

→ 第二子の妊娠が分かった。夫婦の育休はどうする?制度と給付金を調べた記事を見る

なお、出生後休業支援給付金は、一定の条件を満たす場合、対象期間に最大28日間、休業開始前賃金の13%相当額が支給され、育児休業給付と合わせて給付率80%となります。原則として、父親は出生後8週間以内、母親は産後休業後8週間以内に、本人と配偶者がそれぞれ14日以上の育児休業を取得することなどが条件です。ただし、配偶者の育児休業取得を要件としない一定の例外があります。

厚生労働省「出生後休業支援給付の簡易診断」

我が家なら何日取る?

ここまで調べて、我が家の場合を考えてみました。

まだ第二子の出産前なので、実際にどれくらい大変なのかは分かりません。

そのため、今の時点で「絶対に○日」と決めるつもりはありません。

ただ、現時点では28日を第一候補として考えています。

理由は、出産直後だけではなく、その後の生活が少しずつ見えてくるところまで夫婦で経験できそうだからです。

また、第二子の場合は上の子の生活もあるため、夫が一定期間しっかり家にいる意味は大きいと感じています。

一方で、1か月や3か月を選択肢から外しているわけでもありません。

出産前後の妻の状態、上の子の状況、職場の状況、そして家計。

これらを見ながら最終的に決めたいと思っています。

14日・28日・1か月・3か月、どれが正解?

今回考えてみて、結局「正解の日数」はないと思いました。

期間 こんな家庭なら検討しやすい
14日 出産直後のサポートを重視したい
28日 産後の生活を夫婦で立ち上げたい
1か月 生活リズムが見えてくるまで関わりたい
3か月 長期間、夫婦で育児を分担したい

大切なのは、周りの人が何日取ったかではなく、自分たちの家庭にどのくらい必要なのかだと思います。

そして、期間を決めるときには「仕事を何日休めるか」だけではなく、

  • 妻はどのくらい休めそうか
  • 上の子の生活をどうするか
  • 夫は何を担当するか
  • 家計はどうなるか
  • 育休が終わった後はどうするか

まで考えておくと、より現実的な判断ができそうです。

我が家はまず「28日」を軸に考えてみる

現時点での我が家の考えは、28日を一つの軸にして考えるです。

ただし、これは制度上28日が最適だからという意味ではありません。

第二子を迎える家庭として、出産直後の妻を支えながら、上の子の生活も守り、自分自身も育児を経験する。

そのための期間として、まず28日程度が現実的なのではないかと考えています。

実際に出産を迎えたら、きっと今とは違うことも見えてくるでしょう。

そのときに、予定通り28日取るのか、1か月にするのか、あるいは14日程度にするのか。

その判断も含めて、これから実際に考えていきたいと思います。

今回の結論

夫の育休は「長ければいい」「短くても十分」という単純な話ではありません。

我が家に必要な期間を、家事・育児・上の子・仕事・家計の5つから考える。

我が家では、現時点では28日を第一候補にしています。

次は「育休中に夫は何をする?」を考えてみる

ここまでで、夫の育休を何日取るかについては、ある程度イメージできました。

でも、実際に育休を取るなら、もう一つ考えておきたいことがあります。

「その期間、夫は具体的に何をするのか?」

育休を取っただけで家事や育児がうまく分担できるわけではありません。

第二子が生まれた後の我が家では、赤ちゃん、上の子、妻、そして夫それぞれにどんな役割が必要なのか。

次は、夫が育休中に担当する家事・育児を具体的に整理してみたいと思います。

この記事について

この記事は、第二子の妊娠をきっかけに、筆者自身が夫の育休期間について調べ、我が家の場合を考えた内容です。

育児休業制度や給付には、雇用保険の加入状況、休業の取得時期、取得日数、取得方法などによって条件があります。

実際に取得・申請する際は、勤務先の担当部署やハローワークなどで最新の条件をご確認ください。

最終更新:2026年9月

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