「子どもの教育費、こどもNISAで準備すればいいの? それとも学資保険?」
我が家も、こどもNISAを調べ始めてすぐにここで迷いました。
投資なら増える可能性がある。でも、大学進学の直前に値下がりしたら困る。学資保険なら安心そうだけど、途中でお金が必要になったら? そもそも普通に預金しておくのではダメ?
調べていくと、これは「どれが一番いい?」と1つに決めるより、それぞれの役割を分けて考えた方が分かりやすいと感じました。
教育費を全部こどもNISAにするつもりはありません。
近く使うお金は預金、長く使わないお金の一部はこどもNISA。学資保険は「保障も必要か?」まで考えて比較する。
今のところ、この考え方が我が家には合いそうです。
この記事では、こどもNISA・学資保険・預金を「増えそうか」だけではなく、使う時期・値動き・保障・途中で使いやすいかという子育て家庭目線で比べます。
こどもNISAそのものの制度や、我が家がSBI証券で少額から始めようと考えている理由は、「2027年こどもNISAをSBI証券で始める予定|少額積立を考える我が家の準備」にまとめています。
※この記事は2026年9月時点の公表情報をもとにしています。こどもNISAの制度や保険商品の内容は変更される可能性があります。投資には元本割れの可能性があり、保険の保障・返戻率・解約返戻金などは商品や契約条件によって異なります。
まず比較|こどもNISA・学資保険・預金は何が違う?
| 比較 | こどもNISA | 学資保険 | 預金 |
|---|---|---|---|
| 主な役割 | 長期の資産形成 | 教育資金の準備+保障 | 使う時期が近いお金の確保 |
| 値動き | あり | 投資商品のような市場価格の値動きはない。受取額などは契約内容による | 投資のような価格変動はない |
| 元本割れ | あり得る | 途中解約などであり得る | 通常の円預金では投資商品のような価格変動はない |
| 保障 | なし | あり。内容は商品による | なし |
| 途中で使う | 年齢による払出し制限あり | 解約等が必要になる場合がある | 比較的使いやすい |
| 向いている使い方 | 長期間使わない資金の一部 | 教育資金と保障をセットで考えたい場合 | 時期が決まった教育費・予備資金 |
こうして並べると、3つはそもそも同じ商品ではありません。
我が家では「どれが一番得か」より、「このお金はいつ使う? 何に備える?」から考えることにしました。
こどもNISA|長く使わないお金を育てる選択肢
2027年から始まるこどもNISAは、0〜17歳を対象としたNISAのつみたて投資枠です。年間60万円、非課税保有限度額600万円で、対象となる投資信託を積み立てられます。
一番分かりやすいメリットは、長い時間をかけて資産形成できること。ただし、投資なので必要なときに必ず増えているわけではありません。
大学進学の直前に相場が下がっている可能性もあります。
こどもNISAは自由にいつでも引き出せる預金とは違います。SBI証券の制度案内では、12歳までは原則払出し不可。12歳以降は一定の手続きのもと、子どもの教育費・生活費に充てるための払出しが可能とされています。
だから我が家では、「教育費だから全部こどもNISA」という使い方は考えていません。
学資保険|教育費を準備しながら保障も持てる
学資保険(こども保険)は、子どもの入学・進学などに合わせて祝金や満期保険金を受け取れるタイプがあります。
投資との大きな違いとして気になったのが保障です。
一般的なこども保険では、契約者である親が死亡した場合などに、その後の保険料の払込みが免除される仕組みがあります。細かな条件は商品ごとに異なります。
一方で、「保険なら絶対に元本割れしない」と考えるのも違います。商品や契約条件によっては受取総額が払込保険料総額を下回ることがあり、特に途中解約では解約返戻金が払込保険料総額より少なくなることがあります。
つまり学資保険は、単純な「貯金の代わり」ではなく、教育資金を準備しながら保障も持ちたいかまで含めて考える商品だと思っています。
預金|増やすより「必要なときに使える」が強み
こどもNISAや学資保険を調べていると、預金が地味に見えてしまいます。
でも教育費は、「何年後に必要になるか」が比較的見えやすいお金です。
入学金、授業料、受験費用、引っ越しなど、時期が近づいているお金まで投資に回してしまうと、必要なタイミングで相場が下がっている可能性があります。
そのため我が家では、預金を「増えないからダメ」とは考えず、使う時期が近い教育費を置いておく場所として考えています。
結局どれ?我が家は「3つから1つ選ぶ」と考えるのをやめました
最初は「こどもNISAと学資保険、どっちが得なんだろう?」と考えていました。
でも調べるほど、1つに決める必要はないと感じています。
- 近いうちに使う教育費 → 預金
- 長く使わない予定のお金 → 使うまでの年数と値下がりリスクを確認したうえで、こどもNISAも候補
- 親に万一があった場合の保障も含めたい → 学資保険を比較
もちろん、これは我が家の現時点での考え方です。家計やすでに入っている保険、子どもの年齢によって答えは変わります。
「学資保険はいらない」とも「絶対必要」とも言えない
学資保険について調べると、「いらない」「NISAの方がいい」といった意見も見かけます。
でも、ここは単純に比べにくいところです。
こどもNISAには保険の保障機能がありません。一方、学資保険には商品によって契約者に万一のことがあった場合の保険料払込免除などがあります。
逆に、資産を自由に運用したい家庭にとっては、保険料を長期間払い続けることが負担になる可能性もあります。
だから「どちらが得?」だけでなく、自分たちの家庭に保障がどのくらい必要なのかを一度確認した方がよさそうです。
我が家がまだ決めきれていないのは「保障をどうするか」
学資保険が必要かは、すでに入っている生命保険や預金、教育費の準備状況でも変わります。我が家も、商品を先に決めるのではなく「今の保障で足りているか」から確認したいと考えています。
こどもNISAについては、我が家はSBI証券で少額から始める方向で考えています。
一方、学資保険を追加するかどうかはまだ決めていません。
すでに加入している保険でどこまでカバーできているのか。教育費として現金をいくら確保するのか。こどもNISAに毎月いくら回すのか。
ここを確認せずに学資保険だけ契約しても、家計全体として良い選択なのか分からないからです。
今後、実際に保険を比較・相談した場合は、どんな条件で比較したのか、何を聞かれたのか、最終的にどう判断したのかも追記します。
こんな家庭は、まず何を確認する?
こどもNISAが気になっている
「何年後に使うお金か」「値下がりしても続けられる金額か」を先に考えてから、毎月の積立額を決めるのがよさそうです。
学資保険が気になっている
返戻率だけを見るのではなく、保険料払込免除の条件、受取時期、途中解約時の扱い、すでに加入している生命保険との重複も確認したいところです。
まだ何も決めていない
まず「大学などでいつ・どのくらいのお金が必要になりそうか」と「現金でどこまで準備したいか」を整理すると、考えやすくなります。
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まとめ|「どれが一番?」ではなく、お金の役割を分けて考える
我が家も最初は、こどもNISAと学資保険のどちらかを選ぶものだと思っていました。
でも今は、預金・学資保険・こどもNISAは役割が違うと考えています。
近く使うお金まで投資しない。保障が必要なら保険も比較する。長く使わないお金の一部は、こどもNISAで積み立てる。
この3つを家計に合わせて組み合わせる方が、我が家にはしっくりきています。
まだ我が家自身も検討途中です。だからこそ、実際にこどもNISAを始めた結果や、学資保険を比較した結果もこのサイトで記録していきます。
2026年9月時点の金融庁、SBI証券、生命保険文化センターの公表情報を確認して作成しています。投資には元本割れの可能性があります。保険の保障内容・返戻率・解約返戻金・払込免除条件などは商品や契約内容によって異なるため、契約前に最新の資料・約款等をご確認ください。

